秀吉の豪快な「金・銀」配りとは?
あなたの【売上アップ請負人】の
カリスマ・営業コンサル=神城豊です。
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豊臣秀吉の「人たらし、自身掌握術」を営業力アップに活かす!シリーズです。
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前回は、
大茶会に見られる秀吉の「宴会術」から
あなたも、会社やお客様接待の
「幹事役」を進んで引き受けろ!
【幹事を制する者が仕事も制する】
というお話をしました。
今回は、ガラッと変わり
【秀吉の~お金の使い方】
からあなたのビジネス力アップに
なる直接的なヒント。
についてお贈りします。
◆秀吉は、
佐渡、生野(兵庫県)、石見(島根県)等の
主要な金山・銀山を直轄地とし
多くの「金」「銀」を押さえ
膨大な富を得ており、これが「豊臣政権」の
権力を支える大きな財源になったのです。
注目すべきは、秀吉が、こうした
「金銀、財宝」を
決して【独り占めしなかった】点
にあります。
勿論、多くは豊臣家の軍備拡張など自分たち自身の
ために使ったのでしょう。
但し、功績があった部下や諸大名には
惜しげもなく「大金」を褒美として振舞ったのです。
例えば
1589年、秀吉が京都に建てた黄金城・聚楽第(じゅらくだい)で、
金銀を、皇族はじめ諸大名に分配した話は
その太っ腹とともに世間の目耳を集めました。
☜黄金の城「聚楽第」
「弟の秀長には金3000両と銀2万両」
「家康には金1000両と銀1万両」など、
その総額は計36万5000両にのぼり、枚数にして「金4900枚、銀2万1100枚」。
現代の貨幣価値にして、およそ、総額4~40億円には
なろうかという、豪快なお金の配り方です。
たとえてみれば
社長が幹部社員に、数億円~数十億円を配る・・
ということですから、スケールのデカさが桁違いです。
つまり、
秀吉は、決してケチ臭くなく、振舞う時は
相手の度肝を抜くくらいの「太っ腹」な
ところがあり、これで相手も秀吉に感服、感動
してしまうのです。
◆秀吉の豪快な「太っ腹」から
私たちは「何を学び」「どうすれば」
秀吉の様な「人心掌握」の達人になれるのでしょうか?
一言でいえば
「お金を出すときは、セコクやらずに
相手が、恐縮するレベル」で
気前よく払え。
という教訓だと思います。
◆しかし、年中「気前よく、大金を支払っている」
と財政破綻しちゃいますよね、、
我ら、しがないサラリーマンで秀吉みたく
全国の金山、銀山を押さえている訳じゃ
ないので・・・
◆そこで、普段の生活はケチの倹約で良いのです。
一年に一度とか、数回は、「一度に思い切った出費」
をすると、世間は「豪胆なヒトだ、頼もしい」と
思ってくれるものです。
そう、
日常は質素に、
いざという時は「豪快に」
がスマート営業マンの鉄則ですね。
間違っても、部下数人で飲んだ時に
「半分だけご馳走」する、、☜NG
とかは、止めましょうね・・
それなら、基本割り勘で自分が少し多めに出す
方が、よほどスマートです。
カネの出し方、使い方にも
出来る営業と、ダメダメ営業の
違いが出てしまうので、十分心得て下さいね!
☜払う時は「気前よく!」
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