世相を一刀両断、ブッタ斬る
オヤジ侍、参上!!
明けまして、おめでとうござる!
新年が明けて、アット言う間に
4日が経ってしまいましたな・・
ところで、
箱根駅伝、今年も盛り上がりました。
4連覇のかかった「青山学院」
早稲田、中央、東洋、順天堂、など
競合が、一年間の鍛錬、練習を
箱根の山越えにぶつける姿は
清々しかったですなあ!!
大学スポーツ、特に陸上競技は
TVドラマ「陸王」の人気も
後押しして、盛り上がりました。
さて、青山学院は往路で30秒以上の
ビハインドを東洋大につけられつつも
復路でアッサリ逆転し、堂々の4連覇達成。
見事でござる。
青学は、なぜこんなに強いんでしょうか?
第一に、選手がみんな「明るくて、素直」なことが
印象的で一年間、ケガや不調、スランプで
寝れない日々を過ごした選手もいるんでしょうが
決して暗くならない、明るく前向きなところが
強さの秘密の根底にある気がします。
◆また、個々の選手の強さもあるのでしょうが、
何と言っても「チームワーク」と「まとまり」の良さ、
これが、他校と一味違う感じがしますな。
それと同時に
単なる「仲良し」ではなく
「競争システム」が
しっかり定着し、機能している点も見逃せません。
そう、青学には一軍と二軍があって
寮生活の場所も、待遇も、あえて「格差」を
つけているんです。
一軍寮は、二人部屋で、
原監督の奥様が食事や生活のサポートを
してくれ選手は競技に専念できる体制が整っている。
二軍は、五人部屋で炊事洗濯は自分たちで
やらなきゃならない。
一軍と二軍は定期的に「入れ替え」が行われ
選手間に良い意味での「競争」が生まれているんだろう。
そう「助け合い、信頼し合い、絆を持ちながらも
良きライバルとして切磋琢磨する。」
こうした「理想的なアマチュア・スポーツ」
の仕組みを作っている原監督は、やっぱりすごいね。
それが端的に現れたシーンがある。
いわば「青学の強さの秘密が出たシーンだ」
それは、
去年の秋まで「2軍」だった「箱根駅伝9区」を走った
近藤修一郎に、同じ2軍で苦労を共にした仲間が
水分補給している姿に、今の「青学の強さ」が象徴されている。
憧れの「箱根駅伝」の表舞台に出れなくても
本気で応援する人々の熱い思いこそ、青学の強さの秘密なのかもしれない。